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睡眠学習のススメ

[2017-10-04 14:10:34]

睡眠学習は何となく信憑影が薄そうに思えますが、近年の結果では決して迷信ではなく、本当に効果のある学習法であることがわかりました。ただし、眠っている間に学習用の音源を聞いていれば、何も苦労せずにいつの間にか覚えている……といった都合のよいものではありません。

人間の記憶には短期記憶と長期記憶があり、長期記憶に保存されていない記憶のほとんどは忘れ去られます。なんとたった20分で約40%が、丸一日たつとなんと75%も忘れてしまいます。そのため、復習を繰り返して忘れられないように重要な学習内容を長期記憶に移行させる必要があるのです。

人間は眠りの浅いノンレム睡眠と、深い眠りのレム睡眠を繰り返していますが、ノンレム睡眠の間に脳内で記憶情報の整理が行われます。この眠りの浅い記憶情報の整理期間に、復習内容を暗記するための音声を聞きながら眠ることで、睡眠学習の効果があがるのです。

睡眠学習の効果を上げるコツは、寝る前にしっかりと復習しておくこと。そして睡眠学習する内容を復習内容と一致させることです。睡眠学習は復習内容を忘れづらくするための補助と考えましょう。また、毎日行うと睡眠を阻害されてかえって覚えられなくなる可能性がありますので、ほどほどに行うことが重要です。

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分散型学習のススメ

[2014-05-23 09:29]

どうしても習得しなければならない知識や技術があるとき、あなたならどうやって学習しますか?大半の人は、そのことだけに集中して何度も学習するという方法が、効果的であると考えているようです。そのような学習方法は集中型学習などと呼ばれますが、実際は思っている以上に効果的な学習法ではないかもしれません。

知識や技術を習得するうえでは、それらを脳に記憶する必要がありますが、記憶というのは単調な内容を覚えづらいものなのです。つまり、どういうことかというと、脳というのは複数の物事を関連付けしながら、記憶を行っているのです。

そのメカニズムから考えて、集中型学習は効率的ではありません。むしろ学習する内容を分散して関連付しながら覚えていくほうが、記憶に残りやすいのです。勉強をしていてどうしても分からないことがあったら、そこにこだわり続けるのではなく、まずは全体的を通して勉強してみます。そうすることによって、学習内容の全体像が見えてきて、何がわからなかったのかはっきりしてきます。

学習した内容を思い出す時も、ほかの学習内容から連想することで比較的簡単に思い出すことができるので、大事なことは関連付を行いながら学習することが大切です。

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反復学習のススメ

[2014-03-31 17:21]

学習方法には、いろいろな方法があります。でも、一番効果のある学習方法は、反復学習の方法でしょう。繰り返し何度も同じことを学習することで、脳に覚え込ませることができます。

しかし、反復学習は効果的な学習方法ですが、注意点もあります。その注意点とは、何度も繰り返すだけだと、意味がないということです。反復学習をしようとしたら、一日に何度も繰り返してしまいます。

しかし、この一日に何度も繰り返すのは、あまり効果的ではありません。効果的に反復学習をするなら、タイミングが大切です。一日に何度も繰り返すより、一日5分や10分間反復して、それを続けることが大切なのです。一日5分や10分の反復学習を1か月ほど続けていると、脳に内容を覚えさせることができます。

あとは、ある程度の間隔を開けてまた学習すれば、完全に定着させることができるでしょう。やみくもに復讐するのではなく、タイミングを意識しながら反復するのが大切です。

復習のススメ

[2014-03-24 14:33]

小学校から、今ではほとんどの人が通うといわれる高等学校まで、私たちは教室の中で、教科書を見ながら学習するという生活を送ります。こうした経験の中で、どんな人にも思い出深いのが宿題ではないでしょうか。

足し算や掛け算のドリルや夏休みの植物観察に至るまで、楽しんでできた課題や何度考えても分からなかった問題など、その他の活動と共に、宿題は学校生活では欠かせないものとなっています。ところでこの宿題の意義はどこにあるのでしょうか。

それはひとえに、その日学習した事柄を復習させるためにあると考えられるのです。もちろん予習をさせる宿題もありますが、それも前段で学習した基礎がないと、できない問題がほとんどなのです。

どんな勉強や仕事であれ、およそ科学技術はもちろん語学や歴史においても、業績の積み重ねや技術の蓄積によって成り立っているものです。例え先生の言っていることが即座に理解できたとしても、それだけならその知識が自分のものとなり、使えるものとはならないのです。

すなわち学習したことを、何らかの材料によって使ってみる練習をする、言い換えれば復習することにより初めて、生きた自分の知識となるのです。

予習のススメ

[2014-03-17 13:21]

学習において、初めに大切になることは理解できるかどうかです。予め予習しておけば、理解できるかどうかもはっきりしますし、理解できない場合には対策も立てやすくなります。

自分で予習して理解できるのであれば、授業は聞かなくても良くなり、授業中は復習をして、真の力をつけるために時間を活用できるようになります。

予習しても理解できないで、そのままにしておくなら、あまり意味がないので、注意しましょう。また、実力をつけるには、理解すること以上に、反復練習をして体得することが大切になりますから、これだけで十分ではありません。

学習は自分でやることが大切なのです。予習して理解できるのであれば、全てを自分だけで完結できるようになり、優れた成績が残せることでしょう。逆に先生や友達に頼っていると成果は出せず、どんどん分からなくなっていってしまうこともあるので、注意が必要です。

自分で学習することを自覚し、習慣付けるためにも、予習をすることをおすすめします。